第一回、漫画から学ぶ。今回の参考文献は「ナルト」
シカマルとその師匠のアスマ先生が将棋をしているワンシーン。
二人は、将棋を打ちながら、駒を人の役に例えている。このことから、大事なことを学ぶことができる。
アスマ先生がこう問う。
「玉は誰だか分かるか?」
生徒のシカマルが答える。
「火影だろ?」※ここで言われている、火影とは現代でいうところの、総理とか大統領である。
お前も時がくりゃ分かるさ。
普通に考えて、玉とは守るべきもの。日本で言えば、天皇や総理大臣。イギリスでいえば、プリンセスやプリンス。アメリカでは、大統領。トップに立つ人が、将棋盤では「玉」と例えられるものだと思っていた。
時が来なくても、分かるものだと思っていた。
しかし....
この葉(主人公ナルトが住んでいる里)をになう、これからの子供達、それが玉さ。
これからの世界をつくっていくのは他でもない子供達。それを守るのが大人の役目なのだなと、はっとさせられたワンシーンでした。
ワンピースの登場人物、レイリーさんもこう言っています。
意思をついでいく。
子供達に繋いでいく。
今を生きている人しか、今の時代は作れないのだから。
守られている立場から、守る立場になる日が誰にでも来る。その時に、子供達に何を教えることができるのか。何を、伝えてあげるのか。それは、自分で見て聞いて、考えたものしか役に立たない。純粋な子供の目にごまかしは効かない。
教育って深い。