お久しぶりです。
いつもは、書いている途中、もしくは書き終わったあとに題名を決めるのですが、この記事の題名「部活革命」は書く前に決めました。
今回は大体書きたいことが、ほとんど決まっていて、それにプラスして、最近Twitterでお気に入りしていた、他の方のツイートやニュースを関連付けながら書き進めていきます。
話題はズバリ、
「熱中症」
今年の夏はあつい。あつい。あつい。あつい。
ドイツも35度近くまでは気温が上がります。
先日も、プロサッカー選手が練習中に熱中症で倒れたみたいで、
(以下引用)
そんな連日のように続く暑さは、ついにサッカー界にも影響を及ぼした。現地時間7月24日、レバークーゼンに所属するドイツ代表MFのカリム・ベララビが、練習試合中に熱中症で倒れ、意識不明の重体となって救急搬送されたのだ。
幸いにも、医療スタッフの対応が早かったために命に別状はなく、会話も普通にこなせるまでに回復したというベララビだが、担当医によれば「暑いなかで強い負担を肉体にかけたことが原因であり、彼は循環虚脱を起こしていた。試合会場は明らかに30度を超えていた。しばらく無理はできない」という。
http://ドイツ代表ベララビが熱中症で重体 猛暑がサッカー界にも影響
と、あるようにドイツ代表選手でも
30度近くの気温ではやはり倒れてしまいます。
医療スタッフの対応が早かったため
命には別状がなかったのですが、
ほんとに30度を超える気候では
かなり注意しないといけないことがわかります。
サッカーの強豪国スペイン育成年代では
このような取り組みが行われていると
吉田和史さんのツイートからわかります。
スペインは育成年代は6月末から8月末までバカンスでサッカーはお休みです。バルセロナは今日は30度ですが、この気温でサッカーはやりません。
— 吉田和史 (@kyoshida76) July 14, 2018
日本では多くのスポーツ選手がこの炎天下でプレーをしていると思いますが、環境を変え子供を守れるのは大人だけです。
それでも、インターハイ予選・本選は、
この猛暑の中で行われる!!
だから、この暑さでも戦わなくてはいけないんだよ!
がんばれ!負けるな!走れ!
…たしかに、その通りなんです。
指導者は間違ってはいないんです。
これについて、河内一馬さんがツイートしていたことに、
とても共感をしました。
なぜ運動系の部活が危険レベルの猛暑でも活動をやめられないのかを考えると「"この"厳しい暑さの中ライバルと戦わなければならない」という前提があるからだと思うので「練習(だけ)やめろ」って言っても先がない。夏の大会自体を先に変えないとその前提は消えない。
— 河内一馬 / Kazuma Kawauchi (@ka_zumakawauchi) July 19, 2018
危ないとわかっていても、
やるしかない!!!、という環境があるようです。
ほんまに暑すぎるから野外スポーツ中止にしよう。死んでまう。
— Satsuki Onishi (@maychan_514) July 14, 2018
猛暑の中、戦わないといけないのはサッカー現場だけではないです。
(以下引用)
埼玉県は1日、春日部市の野球場で練習試合中の野球部員の男子高校生9人が熱中症の疑いで救急搬送されたと発表した。
消防防災課によると、救急搬送されたのは日大藤沢高校(神奈川県藤沢市)の1年生6人と2年生3人でいずれも軽症とみられる。同校野球部は午前10時ごろから、同市金崎の庄和球場で県立春日部東高校と練習試合を実施。昼食後に行われた2試合目の途中に部員が体調不良を訴えた。
午後2時25分ごろ、野球部の男性コーチが「野球部の練習試合中に部員が熱中症のような症状になった」と119番。救急隊が駆け付けたところ、控室で2人があおむけになり、7人が座っていたという。
高校野球部員9人、熱中症の疑いで救急搬送 春日部の球場、練習試合中に体調不良を訴え(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース
救急搬送されたのは低学年だけだった、ということは置いておいて、
軽症だったことが幸いでした。
僕自身も高校のときは、
1日で2試合行われることが珍しくなかったのですが、
2試合目とかは、ほんとに精神論なんですよね。
それについても、kei sakamotoさんのツイートは
とても考えさせられる内容でした。
育成年代で1日に練習試合を何試合もすることが多いと思う。大人が90分の試合を1日2試合できるだろうか。もし、できるとしたらその2つの試合のインテンシティはとてつもなく低いことだろう。育成年代の子供たちも同じ。サッカーは質的スポーツ。決して量的スポーツではない。
— kei sakamoto (@ideailista) July 7, 2018
精神論をとなえてくる大人たちが、体育をしていた頃に比べて、
猛暑日は増えているというデータがあります。
40度近い気温の中で走り込みをすれば、ぶっ倒れて当たり前。それで気合が足らん!とか言われても、そもそもあなたが走り込みしていた時代とは気温が全く異なる訳で…。
— JEC (@jecfootball7) July 15, 2018
スポーツサイエンスが発達して
紐がないサッカーシューズが発売され、
ファールなどによる誤審は減り、
(賛否両論)
スポーツトレーニングや戦術、
栄養学、心理学など
たくさんの分野が発展している中、
やはり、度重なる熱中症のニュースを見るたびに
スポーツ文化論だけが足踏みをしているように思えてならない。
それにより、生涯スポーツに繋がらないのかなと…
少しでも、良い環境が整って
すべての人がもっとスポーツと近くなっていく。
そんな未来を見ています。
最後まで見ていただきありがとうございました。