さあ、4回目の更新になります。
ブログを始めてアウトプットするようになってから、明らかにインプットの量が増えました。
大学の時は、集団講義がほとんどだったので9割はインプットで終わってしまってました。
でも、インプットとアウトプットは絶対に比例します
さて、本題に入ります。
昨日、あるDM(ダイレクトメッセージ)をもらいました。
送り主は、大学の後輩。あまり話したことはなく、いつも挨拶を交わすくらい仲だった彼からのDMに少し驚きました。
内容は、
「ゆうやさんのサッカーを続けている理由はなんですか?
誰しも好きで楽しくて始めたと思うんですけど最近何のために続けてるんだろうな〜って思うようになって、この部活の時間は将来のために必要な時間なのかなって考えるようになりました。4年間続けた結果、仲間とここまで来れた、忍耐力がついたしか得られない気がしてならなくて…いま正直あんまり、よし、今日も上手くなるぞ!って言うモチベーションがなくて…
社会に出た時に使える武器を作る時間を無駄にしてると思うことが多々あります。そこでゆうやさんのことが最初に頭に浮かんで…笑
4年間続けてさらにドイツにまで行ってまでもサッカーするってなんか理由があるのかなって思い質問させていただきました。」
考えさせられる質問でした。
「なんでサッカーを続けるのか」と、深く考えたことがなかったので
昨日は一日中、このことが頭から離れなくて、ずっと考えていました。
考えまくってたどり着いた答えは、サッカーが好きだから。
……小学生みたいな答えですね。
もっと大学生っぽく答えるなら、
サッカーやジョギングをしているときの、「フロー状態」に依存しているから。
フロー状態とは、頭で考えなくても身体が勝手に動いている状態で、この感覚がすごく好きだから。このフロー状態に入れるのは、僕の場合、本読んでいる時とサッカーしている時しかない。
人間の「精神」と「身体」は別々のモノだ。
でもスポーツしているときは、この二つの距離がかなり縮まる。
もっと、専門的な言葉でいうなら、
「自己のウチとソトとを区別する境界が消失して、ウチとソトが溶解する感覚になる」
「自分の精神」と「自分の身体」の距離を「0」に近づける。
その間に、他のモノ(監督・チームメイト・相手・天候・プライベート・進路)への感情を限りなく少なくする。もちろん、団体競技なら難しいが、でも限りなく少なくするように努める。それに感情が向かってしまえば、精神と身体が一体化する喜びは味わえないから。
フロー状態は、日本に古くから伝わる武道の「無心」に近い考え方ですね。
この状態になる鍵は、結局、楽しいって感情なんですよね。
好きこそものの上手なれ
このことわざってすごく物事の本質をとらえていると思います。
小学生みたいな答えが、案外一番、正解だったりしますね(笑)
スポーツって誰かにやらされるものではないと思うので。
怒鳴られることが、楽しいって思う子供はいないから。
「学習性無力感」はたいがい、幼少期に受けた厳しい批判、成長期に味わった苦い経験などが原因で起こります。
— 森岡 優哉/Yuya Morioka (@coyuuyaoyuya) 2018年3月30日
自分を克服するには、小さな目標や計画を立てて、その達成のために日々励むことです。
それを、指導者はリーダーとして誘導していくべき。自分で考えて行動できるように。
アインシュタインは、「相対性理論」という素晴らしいものを発表しました。
彼の研究結果によると、
「時間というのは、絶対的(長さが決まっている)なものではなく、
相対的(長さが決まっていない)なものだ」
つまり、「1分」という長さは、絶対的に長さが決まっているものではなくて、
人によって、長く感じることもできれば、短く感じることもできる。
時間というのは、長さが決まっていると思われていますが、
その理論を彼は覆したのです。まさに、革命児ですよ!
「美人のそばにいると1時間いても、わずか1分かのような気がするが、熱いストーブに腰かけていると1分間が1時間にも思える」これが、相対性理論です。
サッカーをしているときや、面白い本を読んでいるときなど、ふと時計を見ると、「え?もうこんな時間?」ってなります。
そんな状態に陥っているときは、脳にストレスがかかっていません。
だから、上達するし、またやりたくなる。また、上達する。
このサイクルがすごく大事だなと思います。指導者は、その物事を教えるだけではなく、このサイクルに誘導することが本当の仕事なのかなって思う。
彼の質問の中で、「社会に出た時に使える武器を作る時間を
無駄にしてると思うことが多々あります。」とあったが、サッカーを大学まで続けてきたこと、それだけでかなりの武器だと思います。
サッカーに携わる仕事なんてのは、めちゃくちゃある。
【世界で1番稼ぐ選手レオ・メッシ】
1年 ¥164億円
1ヶ月 ¥14億400万円
1日 ¥4億6800万円
1時間 ¥1億9500万円
1分 ¥325万円
1秒 ¥5万4000円
1秒に5万円稼いでいる人もいるんだしさ。
一日、2時間の練習以外の時間で、情報を集めていけば、絶対に道は開けると思います。
と、自分に言い聞かせながら、彼にアンサーしたブログでした。
おしまい